💬 英語の長文に慣れるには?
🗂️ Q&A #Q003
🧑🎓 東京学芸大学 めのっち/東京学芸大学教職大学院 教育実践専門職高度化専攻(2023.03)
とにかく読むことです。また、いちいち日本語に訳して読むのではなく、英語のまま読むのがコツ。これには語彙力が必要になるので、単語も合わせて覚えましょう
🧑🎓 明治大学 きくっち/明治大学 経営学部 経営学科(2023.03)
音読をたくさんする
🧑🎓 青山学院大学 ななみ/青山学院大学 文学部 英米文学科(2021.05)
実際に英語の本を読むのをおすすめします。学校の図書館に置いてある洋書や赤本の英語の長文などを読むのがよいと思います。学校の英語の先生や図書館の先生に聞いたらおすすめの本を紹介してくれると思います
🧑🎓 東京大学 スエちゃん/東京大学 理学部 生物化学科(2021.05)
単語・熟語・文法をしっかりやれば自然と読めるようになるはず。それまでは読めなくても焦らないこと。単語・熟語・文法を仕上げることを最優先に。
🧑🎓 慶應義塾大学 まつじゅん/慶應義塾大学 理工学部 機械工学科(2021.05)
長文に慣れるにはどうすればいいかですが、意地悪な回答になってしまいますが長文を読むことが一番です。
語学の話に戻りますが、私たち日本人が日本語を習得する際には、はじめは単語のみの発音(フェーズ1)、次いで2・3単語での文法を無視したコミュニケーション(フェーズ2)、さらに発達して短文の駆使(フェーズ3)、それらを経て最後には論理的な長文を扱えるようになっていきます(フェーズ4)。
さて、英語についてこれを考えたとき、長文をある程度読めるようになるにはどのフェーズにいることが適切でしょうか。答えとしては、最低でもフェーズ3、長文読解と対等に戦うにはフェーズ4は欲しいところです。つまり、長文に触れてみていまいちピンとこない場合は、まだ長文読解を始めるフェーズに達していないことが懸念されます。その場合、どんなに長文読解を頑張っても、成長度はいまいちとなってしまうので、急がば回れ、落ち着いて基礎文法や単語力の増強に時間を当てましょう。
ここまで読むと、最初に書いた「長文に慣れるには長文を読め」と矛盾しているように感じますが、ここで大事なのは長文読解に向けた自分の勉強進度のフィードバックになります。つまり、長文に慣れているかどうかを知るには長文を読むのが最も手っ取り早いという意味であって、長文だけ読み続けていればいいわけではない、ということが言いたいです。自分が長文に慣れているかどうかを長文を読むことでテストし、まだまだだなと感じたら基礎力の増強を行い、しばらくしたらまた長文を読む、といった繰り返しをすると、自分のレベルを測りながら長文に慣れていくことができます。ですので、初期のころの方々はこの方法を試してみてください.
以上で長文に慣れる方法に対する回答を終えてもいいのですが、「ある程度読めるようになってきた」というレベルの人にとっては物足りなさがあると思います。そういった方々は、引き続き長文を読むことは継続していただきつつ長文の「丸暗記」と「スピーチ」をすることを強くお勧めします。私はこれをやり始めて嘘みたいに英語力が伸びました。どういうことかというと、かなり力業ではあるのですが、長文を一つ選択したらその長文のすべての意味を1単語も漏らさず和訳し、先頭からリーディングを繰り返して暗記し、最終的には何も見ずに自分の言葉・テンションでその長文をスピーチできるようにする、ということです。
これをすることで、極論その長文に出てくる文法・単語・特殊表現すべてが自分のものになるため、大幅なレベルアップにつながります。この勉強方法はだいたい長文2-3個暗記するまでは効果を感じにくいですが、5個以上暗記を終えると覚えた表現が別の長文に出てくる確率がかなり上がり、驚くほど読めるようになると思います(というか私はなりました)。
おすすめはなるべく難しく長い長文、それも入試に出やすいものを選ぶといいと思うので、赤本の長文を暗記するとよいでしょう。自分の志望レベルで構いませんので、どれか1冊赤本を決め、その1冊は丸暗記するぞくらいの勢いで取り組むといいでしょう。